淋菌は淋菌という細菌が原因で、尿道など粘膜を侵す感染症です。淋菌感染症は、一般的には感染部位だけに症状がでますが、血流に入ってしまうと体中に広がり、皮膚や関節などが症状が現れやすいです。女性の場合、不妊の原因になることでも知られています。
淋病は男性の場合、尿道の軽い違和感などが生じ、排尿時に痛みが起こり、陰茎から膿が出るようになります。また、頻尿になって、陰茎が赤く腫れることもあります。女性の場合は、男性に比べて症状は軽く、頻尿や排尿時の痛みがみられますが、性交渉をした男性の感染が分かってから気付く事も多く、ほとんど気付かないとされています。
淋菌感染症は直腸に症状が出る場合もあり、肛門周囲は赤くなって皮がむけたりします。もしも、感染した体液が眼に入ってしまうと、淋菌性結膜炎をおこし、まぶたが腫れたり、眼から膿が出ることがあり、早く治療しないと失明するおそれもあります。
淋菌感染症が全身に広がると、関節などにも菌が回って動かすときに痛みが生じ、動作制限が起こるとされています。まれに、心臓の内部が感染することもあり、早期に治療すればほとんど問題ありませんが、命にかかわることもあります。
淋菌感染症は同時にクラミジアにも感染している場合があり、抗生物質で治療していきます。一般には通院で治療できますが、淋菌感染症が血流に広がった場合は入院が必要になります。男性の場合、治療しても尿道炎の症状が再発することがあり、淋菌感染症の治療では効果のない、クラミジアが原因とされる事がわかっています。
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