梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる感染症です。梅毒には感染しやすい時期があり、梅毒にかかった相手と性行為を行うと高確率で感染すると言われています。細菌は腟や口の粘膜に存在しており、感染すると数時間でリンパ節に達し、血流から体中に広がっていきます。
梅毒は通常、感染してから1ヶ月ごろから症状が現れ初め、治療しないと第1期、第2期、潜伏期、第3期といった具合に、段階的に症状が進行していき、治療しないと何年も症状は続き、やがて心臓や脳の障害を引き起こして死亡する場合もあります。
梅毒の第1期には、陰茎や腟などに痛みのない潰瘍ができ、複数できることもあります。潰瘍は小さな赤い隆起として生じますが、やがて付近のリンパ節も腫れてきますが、痛みはほとんど伴いません。この為、自覚症状がなく、感染に気づかない事がほとんどです。
しかし、第1期が終わって第2期になると、他の病気の発疹とは異なる、手のひらや足の裏にできる発疹が生じます。第2期になると梅毒は全身にまわり、発熱や疲労感などの症状がみられます。また、視神経が腫れてしまい視力障害が起こる場合もあります。
第2期でも適切な治療を行わないと、病気は潜伏期に入ってしまい数年から数十年体内に潜伏していますが、この時期の梅毒は感染力がないとされています。潜伏期を過ぎて第3期になると心臓血管梅毒、神経梅毒などを起こすとされています。ここまで治療しないと死亡する確率が上がるとされているので、早めに治療しましょう。
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