HIVはヒト免疫不全ウイルスの事をいい、2種類のHIV-1とHIV-2というウイルスによって起こる感染症です。HIVに感染すると、免疫を司る白血球の1種が破壊され、免疫防御能が機能しなくなってしまいます。免疫がないと、体は様々な感染源から刺激を受け、色々な合併症を発症して、最終的には死にいたるとされています。
HIVに感染している分には、死ぬような症状があらわれる訳ではありませんが、免疫機能が低下して合併症が1つでも現れると、抵抗力がないので身体は衰弱し、死に至るとされています。HIVは世界中に感染者が確認されており、性的接触などによる粘膜接触や、注射針の回し打ちなどで感染する事がわかっています。
また、母体が感染者の場合、出産中の傷や産後の母乳を通じて、子供に感染してしまう事も多いとされています。 ただ、HIVは日常生活における軽い接触では感染することはなく、感染者の咳やくしゃみからは感染する事はありません。
また、同じ蚊に刺されたとしてもHIVに感染するという事はないとされています。HIVは感染しても潜伏期間があり、すぐに免疫不全の症状が出る訳ではありません。この為、自覚症状は少なく、潜伏期間から発症した時に気づくと言う場合もあります。HIVの潜伏期間は、免疫能が低下も見られず、10年以上潜伏期間がある場合もあります。
しかし、潜伏期間から発症すると、風邪などに感染しても死に至ることがあり、今のところHIVを完治する治療法は見つかっていません。麻薬などの注射の回しうちや、避妊具を用いて性交しないことで感染する事が多く、他の感染症と違って、医療の発した先進国の方が、発展開発途上国よりも感染者が多い傾向があります。
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