ブドウ球菌はもともと成人の体内に存在している菌で、主に鼻や皮膚などに多く存在し、粘膜などにも存在しています。普段は、人間と共存し害を及ぼすことはありませんが、皮膚にやけどや傷ができると、そこから体内に侵入して感染症を起こします。
ブドウ球菌は膿をつくって、皮膚だけでなく内臓にも影響を及ぼす事があります。感染症の症状は、時には命にかかわる場合もあります。
ブドウ球菌かかりやすい人は、新生児や皮膚障害がある人で、風邪などで免疫力が低下している人も感染症になりやすいと言われています。ブドウ球菌は、主に皮膚に感染しますが、血流に入って心臓などで心内膜炎を起こしたり、骨で骨髄炎を起こすことがあります。ブドウ球菌性心内膜炎は通常引き起こされませんが、注射針を使う麻薬常習者の場合、血流に混入しやすいので多いとされています。
また、ブドウ球菌が毒素をつくる場合もあり、ブドウ球菌性食中毒の原因となります。ブドウ球菌は色々な皮膚感染症を起こし、毛包炎という毛根の感染症は軽症で良くおこされやすく、毛根に小さい発疹ができ、痛みをかんじる場合もあります。ブドウ球菌感染症は、とびひして周りに黄色いかさぶたをつくり、かゆみや痛みが広がってしまいます。
ブドウ球菌感染症で皮下に膿のかたまりができると、熱をもって痛みが生じます。ブドウ球菌性で注意するのはやけどの場合で、菌血症を引き起こして高熱をだし、ショックを起こして死亡することがあります。
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