サルモネラはグラム陰性桿菌の細菌で、胃腸炎や局部組織といった炎症が生じる感染症です。サルモネラは種類が多く、現在わかっているだけで約2200種はいるとされています。どのサルモネラ菌の種類も、胃腸障害や腸チフスがおこります。
サルモネラは、一般的に家畜や鳥などの消化管にすみつき、これらを食品として食べることで人に感染します。また、ペットに感染する事もあり、ペットから飼い主に感染する事もあります。
サルモネラ感染症の症状は、消化管に限られ吐き気とけいれん性の腹痛などがおこり、下痢や発熱などもあらわれます。症状はすぐに治まりますが症状が消えてからも保菌者になると、便から菌が出続けます。
サルモネラによる胃腸炎は、水分補給で治療するのが一般で、菌を水分で体外に出してしまうのが効果的です。基本的に抗生物質は使いませんが、乳児など免疫力が低下している人の場合は使うことがあります。サルモネラの食中毒は、重症では入院することもありますが、軽症の場合はほとんど対症療法で治療します。
サルモネラ感染症になったら、ほかの人に感染しないように、石鹸でよく手を洗い、感染予防する事が大事です。サルモネラ感染症を初め、食中毒予防では清潔、低温保存、加熱殺菌が重要で、この3つを守って、予防することが大切です。特に、食肉や鶏卵にはサルモネラ菌が付着していることが多いと言われているため、よく加熱して食べる事が予防になります。
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